「頭の良くなる薬」ADHD治療薬コンサータとは?
先日、チャゲアスのASKAさんがADHD治療薬を使用していたとの報道がありましたが、
このADHD治療薬とはいったいどんなものでしょう?
(出典:ASKA容疑者を送検 薬物使用の再逮捕容疑 スポニチAnnex)
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スマートドラッグで脳力アップ!使い方と入手法。 規制前に急いで手に入れよう
目次:
ADHD治療薬は覚せい剤!?
ASKA容疑者が使用していたのはリタリン、コンサータ等の
脳内のドーパミンを大量分泌させるADHD治療薬です
コンサータはADHDの治療薬として最もポピュラーなものですが、コンサータを処方なしで買うことはできません。。。いったいなぜでしょうか?
じつは、リタリンやコンサータは覚せい剤として使う事ができるからなのです。
ADHDは脳内のドーパミンが不足してしまう障害と言われていますが
コンサータを飲むと
脳内でドーパミンが一気に放出されて一時的に脳が覚せい状態になり、
集中力、注意力、やる気などが段違いに上昇します。
これは覚せい剤と全く同じシステムです。
出典 http://www.nirs.qst.go.jp/information/press/2008/02_11.html
以前は、同じ成分でできたリタリンという薬が処方されていました。
覚せい剤の代わりにこのリタリンを大量に摂取して救急搬送される中毒患者が相次ぎ、
とうとう世界中で輸入や製造が禁止されるようになってしまったのです。
数年前に米国の若者たちの間で「頭の良くなる薬」として大流行した薬…という報道内容から
ASKAさんが所持していたのはこのリタリンであると思われます
しかし
有効成分はコンサータもリタリンまったく同じものです。
そんなわけで、コンサータもお医者さんの処方なしでは手に入れることができなくなりました・・・
コンサータとリタリンの違いは、徐放性です。
一気に成分が溶け出さず、時間をかけて徐々に効いてくるので安全です。
覚せい剤のようにキマッたりするのは
もともと脳内のドーパミンが充分に足りている一般人が規定以上の量をイッキ飲みした時だけです。
ADHD患者さんが、きちんと用法・用量を守って飲めば
覚せい剤の様に中毒になったり、脳にダメージを負ったりすることは絶対にないので安心してください。
コンサータの効果はどんなもの?
出典 https://www.cocokarada.jp/medicine/rx/1179009G1022/
コンサータは前述したように、
脳内のドーパミン放出量を増やすことで
ADHDのいろいろな症状を改善する効果があります。
具体的には、
・短期記憶(ワーキングメモリー)が強くなることで、思考力が増し、勉強もはかどる
・短期記憶(ワーキングメモリー)が強くなることで、忘れ物や不注意からのミスが減る
・集中力が増すことで、人の話を最後まで理解して聴ける
・ADHDにありがちな日中の眠気(ナルコレプシー)がなくなる
・やる気が湧くようになり、体が動く。勉強や部屋の片づけができるようになる
などが期待されます。
ただし、効果は個人差があるので
抜群の効き目がある人もいれば、飲んでもほとんど実感がない人もいます
効き目がない場合は、相性が悪かったという事なので他の薬を試してみてください。
コンサータは「治療」薬ではない!?
コンサータはADHDの症状を和らげてくれますが、ADHDを根本から治してくれるわけではありません。
何年飲み続けても、飲むのをやめれば元通りになってしまいます。
それから、こればかりはどうしようもないのですが
長年使っていくとだんだん耐性が付いてきます。
(覚醒剤の効き目が悪くなって量がどんどん増えていくのと全く同じ現象です)
なので断薬期間が必要なのですが、
いままでコンサータのおかげで社会生活が送れていた人は、断薬中に前のポンコツな状態に戻るので苦しむことも多いのです・・
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コンサータに副作用はあるの?
コンサータを飲むと、ドーパミンが放出され 交感神経が非常に活発になります。
このせいでいくつかの副作用が現れます
具体的には
喉の渇き、頭痛、胃痛、食欲不振、不眠などです。
副作用についても個人差があり、まったく気にならない方もいますが
辛いようなら、量を減らして別の薬と併用するか
完全に切り替えることを考えた方がいいかもしれません。
コンサータはどこで手に入るの?
コンサータは個人での輸入や販売が禁じられているので
処方なしで裏ルートで手に入れようとしてもまず見つかりません。
コンサータを処方されるには
心療内科でADHDの診断をもらわないといけないのですが
これには非常に時間と労力がかかります。
何ヶ月も先の予約を取って
自己分析のレポート提出、
親の証言と 子供の頃の通知表提出 などなど
これらの面倒くさいやり取りを経て
確かにADHDの傾向がある、と認められた場合に初めてADHDの診断が降ります。
なかには大人のADHDなんて絶対認めない、なんてお医者さんもいまだに居たりします
もし適当に診断してしまったら
ADHDのふりをして
覚せい剤代わりにコンサータを不正入手する輩も確実に出てくるでしょうから、仕方ないかもしれませんね
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そしてやっとこさADHDの診断が降りても
「あなたは確実に障碍者ですよ」というお墨付きと
ADHD治療薬4割引きの権利が手に入るだけです。
特に有効な治療法があるわけでもないので
毎回コンサータなどが処方されて終わりです。
コンサータ以外のADHD治療薬は、ジェネリック品が安く手に入りますので
正規品を4割引きで処方されるより自分で買った方がずっといいです。
なので、病院に行くまえに
まずは自分でチロシンやアクセプタなどを
試してみるのもいいと思います。
他にもある 頭を良くする薬たち
コンサータは健常者が飲んでも
集中力ややる気がみなぎり、一時的に頭が良くなる薬と言えますが
健常の方が使い方を間違うと依存したり
幻覚など統合失調症の症状が出ることもあります
ですが 一般の方が飲んでも安全に頭を良くしてくれる薬はいろいろあります
これらはスマートドラッグと呼ばれ
大学生が試験前に飲むなど人気が高まっています。
コンサータの代用品は?
コンサータがもっとも効果が強くメジャーなため、心療内科ではとりあえずコンサータを処方されることが多いですが
ADHDの症状を改善する薬は他にもあります。
有名なものでいえばストラテラ、ザイパン、チロシン など
これらはどれもコンサータと同じく脳内のドーパミンに関わる薬ですが
コンサータほど劇的な効果を発揮しない(中毒性がない)ため、個人で輸入して手に入れることができます。
参考記事:
海外のサプリや医薬品を安全に購入する方法
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