ADHDでもやる気をだすには
部屋の片づけや掃除、勉強などやるべき事ができず、家で全く動けなくなる…
ADD・ADHDでこういった悩みがある方は
・ドーパミンの分泌量が少ない
・ノルアドレナリンの分泌量が少ない
・ドーパミン受容体がうまく働かない
など、なにかしらの原因によりドーパミンかノルアドレナリンが不足していると思われます。
ドーパミンが作用しないと
どうしてもやる気が出ず、体を動かすのが億劫になり、酷いときはうつ病になる場合もあります。
めんどくさがりのADD・ADHDでもドーパミン、ノルアドレナリンを出してやる気を出すには
主に3つの方法があります。
1.チロシンなどのサプリメントを摂取する
2.特定のADHD治療薬を服用する(側坐核に作用するもの)
3.脳トレによってドパミン受容体を増やす
やる気ホルモンは2種類ある!
部屋の片づけや掃除などやるべき事ができず、家で全く動けなくなる…
ADD・ADHDでこういった悩みがある方は、なにかしらの原因によりドーパミンかノルアドレナリンが不足していると思われます。
ドーパミン・ノルアドレナリンが作用しないと、どうしてもやる気が出ず、体を動かすのが億劫になってしまうんですね。
一口に“やる気を出す”といっても、脳内のやる気ホルモンによって2つのパターンがあります。
・ノルアドレナリンで “体を動かす”
脳内のノルアドレナリンを増やすと、めんどくさいことでもスッと体が動くようになります。
部屋の掃除をしたり買い物に出かけたりといった用事がはかどるようになります。
ノルアドレナリンを増やしたいなら、ネット通販で抗うつ薬のサインバルタやジェネリックのデュゼラ(Duzela)を買って飲むのがおすすめです。
・ドーパミンで “モチベーションを上げる”
脳内のドーパミンを増やすと、ワクワクした気持ちになってモチベーションが上がります。
資格の勉強など、3日坊主を防ぎたいときには必要になってきます。
ドーパミンを増やす方法はいろいろあるので、これからおすすめの方法を4つ紹介します。
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チロシンなどのサプリメントを摂取する
単にドーパミンの分泌量が少ないだけの場合は
ドーパミンの前駆体である
レボドパ(L-ドーパ)、チロシン、フェニルアラニン
などを摂取することで改善します。
効き目の強さと即効性は
レボドパ > チロシン > フェニルアラニン
の順です。
レボドパは飲んですぐドーパミンに変換されるのでガツンと効きます
ただし毎日飲むと耐性がつくかもしれません
フェニルアラニンは
フェニルアラニン→チロシン→レボドパ→ドーパミンと時間をかけて変わるため
じわじわ効いてきて効果が長続きします
参考記事:ADHDに効くチロシンの飲み方
飲み方のコツは
空腹時(食後3時間以上後)に飲むこと
ビタミンC、ビタミンB6も同時に摂ると効果が高くなります。
ただしドパミン受容体が少ない場合には
いくらサプリメントを飲んでもあまり効果が出ません。
そういった方には
ドーパミン再取り込み阻害の作用がある
薬が有効です。
ADHD治療薬を服用する
心療内科でADHDの診断を受けた方であれば
コンサータ(昔ならリタリン)などを処方されますが
ADHDの診断を受けられない場合は、個人で買うことのできる治療薬としてブプロピオンがおすすめです。
※ADHD治療薬としてストラテラ、アクセプタも処方されることが多いですが
こちらは前頭葉にのみ作用する薬なので、
不注意や多動には効果があっても やる気には効き目が薄いとされています。
【ブプロピオンについて】
ブプロピオン(商品名ザイパン、ブプロン、ウェルバトリンなど)は
もともと禁煙のための薬として開発されましたが
食欲減退の副作用があるためダイエット薬としても人気があります。
そして、ブプロピオンは
ノルアドレナリンの増加(再取り込み阻害)と
多少のドーパミンの増加(再取り込み阻害)
という効果があるためADHDの治療に処方されることもあります。
オオサカ堂やJISAなどの個人輸入代行業者から
購入できます。ジェネリック薬のブプロンSRなど
ブプロピオンは脳の側坐核に作用することもあり
早い人なら服用開始から3日目くらいでやる気が湧いてきたとの報告があります。
チロシンなどとの併用でさらに効果がアップします。
ただし、ブプロピオンは飲み続けると、数か月で耐性が付いて効果が激減するので
その前にいったん断薬してリセットしてください。
※断薬中は代わりとしてエフェドリンがおすすめ
(ブプロピオン使用上の注意)
ノルアドレナリンが増加して 交感神経が活発になるため、
副作用として 喉の渇き、血圧上昇、不眠、食欲減退 などが起こる場合があります。
脳トレでドーパミンを増やす
ADHDの方は不注意力を改善するために
ワーキングメモリトレーニングをすることが多いですが
これは注意力だけでなく脳機能全体を高めてくれます。
ワーキングメモリトレーニングは大脳皮質の質量を増やし
ドーパミン受容体の密度が大きくなることが研究でわかっています。
つまりやる気もアップするのです。
その他
少し酔っぱらっているときは、ドーパミンが分泌されて頭の回転が良くなります。
それから瞑想をマスターするとドーパミンをたくさん出せるそうです。
瞑想はマインドフルネスが一番お手軽です。→ADHDの私が瞑想を始めてみた結果…
またこちらの記事では
ドーパミンの分泌を促す習慣やサプリを解説していますのでぜひ試してみてください。
⇒ADHDの人がドーパミンを増やすには?
まとめ
やる気を出すには
・ノルアドレナリンで体を動かす
・ドーパミンでモチベーションをアップさせる
という2つのやり方があります。
あなたの目的にあった方を選んでください。
ノルアドレナリンを増やすにはduzela20などを買って飲むといいです。
ドーパミンを増やすにはチロシンのサプリを飲んだり瞑想したりといろいろやり方があります。試してみてください。
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