ADHDのための一人暮らしのコツ


ADHDの方が一人暮らしするには、何かと不安もあるかと思います。
私も大学に入ってアパートで独り暮らしを始めたら、部屋はゴミ屋敷になるわ、体を動かすのが億劫で何ヶ月もほぼ寝たきりになるわで大変なことになりました(^ω^;

それから十年くらいかけて、少しづつ身の回りのことを改善していって
今ではなんとか普通の暮らしをしています。

今から一人暮らしを始める方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います(*^^*)

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ADHDでも部屋を散らかさないためには

ADHDの方のほとんどは、部屋が散らかり放題になっていると思います。
やる気を出すのが苦手なのと、片づけの途中ですぐ気が散ってしまうために、あっという間にゴミ屋敷になってしまうんですね。。

部屋を片づけるコツは、こちらにまとめてあるので参考にしてみてください。
ADHDのための部屋片づけ術

特にが部屋を散らかす一番の原因なので、
服をたくさん掛けられるハンガーラック
帰ってから脱いだ服をいれておくカゴ
洗濯物カゴ
などを真っ先に揃えておくといいですよ。

小物をジャンルごとに分けるキャビネットや、

契約書や家電の説明書などの書類を仕分けるクリアファイルも必須です。

 

ゴミ箱は、どこにいても手が届くようにたくさん用意しておきたいですね。

ホウキとちり取りのセットやコロコロなんかをすぐ手の届くところに置いておくと、気が向いた時に少しずつ掃除していけます。

 

ADHDの人はやる気が出にくいですが、部屋が寒いと余計に布団から出るのに苦労します。
部屋はなるべく暖めておきましょう。
アパートの寒い部屋を暖かくする方法

 

ADHDでも物を失くさないためには

物をその辺に無意識にポンと置いて、場所が分からなくなることが多いですよね。

出掛ける時に必須のカギ財布定期券などは、
部屋か玄関の 置きやすく、見えやすい、決まった場所を決めて
まとめて置いておくようにしましょう。

スマホも、場所を決めていつも同じ場所に置いておくと失くなりません。
100均でリモコンボックスを買ってきて、

スマホやいつも使う物を、すぐそばに置いておくと便利ですよ。

 

カギは特に失くしやすいので要注意です。
持っているカギを全部まとめておくのは基本です。
キーケースか、100均で売ってるようなリングでまとめます。
(あまり細いリングは外れやすいので注意してください。)

自転車やバイクのカギも、こうやって部屋のカギと一緒にまとめると
帰った時カギの掛け忘れがないので助かりますね。

それから合いカギはすぐに作っておきましょう。

 

財布もかなり無くしやすいので、ADHDの人は本当に注意です。
外で財布を出した時、ポンと置き忘れることがあるので
財布を出したらずっと手に持ったままで、なるべくすぐしまうようにしてください!

失くし物、落し物をすぐに見つけられる紛失防止タグが便利ですよ。
ADHD必携! 落し物、失くし物を防ぐ「紛失防止タグ」

 

ADHDでも忘れ物をしないためには

玄関の前などに持ち物チェックリストを貼っておきます。

ついでに、公共料金の支払いなど 外で片づける用事も、ふせんやホワイトボードに書き込んでおくと良いですよ。

 

手続きを忘れないようにする

ADHDはなんでも後回しにしがちです。
電気・ガス代の支払いや転入届などの手続きを忘れていて、
取り返しのつかないことになる可能性もあるので
書類を入れた箱やファイルをいつでも目に入る目立つところに置いて(場所を決めておく!)、失くさないように気を付けてください。

手帳スマホの予定表にも書き込んでおきます。
リマインダーやアラームのアプリもガンガン活用していきましょう!

きちんと行動するために、こちらも参考にしてみてください。
ADHDでもやる気をだすには

 

ADHDの方は注意力がないので、電車を乗り過ごしたりもよくあるかと思います。
念のため、乗りこんだら毎回アラームをかけておくといいですよ。

 

 

家事を頑張るのは禁物!

がんばることは良い事ですが、張り切りすぎると続かなくなってしまいます。
毎日やらなければいけない用事に関しては、どうやったら手を抜けるかを常に考えるようにしましょう。

掃除はこれくらいでいいか、片づけはとりあえずでいいか、メールのお返事は適当でいいか、、と考えます
完璧を目指さずに、6割の完成度でとにかく終わらせることが大切です。
※掃除は曜日によってやる場所を決めておくといいでしょう。

ルンバや食洗機など労力を省いてくれそうなものには惜しまず投資。
どこで手を抜けるか考え、どこまで手を抜けるか挑戦し、時間短縮できるよう工夫してみてください。
これは何年たっても、やればやるほど、どんどん新しいアイデアが出てきます

関連記事:大人のADHDが生きやすくなる生活のコツ





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