ADHDの人は、若くてキレにくい!? ―ADHDの魅力
私は昔からいつもADHDに悩まされてきましたが
短所は長所に変えられる!ということで
今回はADHDの良いところにも注目してみました。
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①キレにくい
ボーッとしていることが多い不注意優勢型ADHDは、脳内のドーパミンの量が普通の人より少ないか、ドーパミンの感度が低いためにおこります。
ドーパミンは「怒りのホルモン」と呼ばれるノルアドレナリンに変化しますが、これは怒りやイライラの素となるのです
つまり、脳内のドーパミンが少ないADHD患者は普通の人と比べてキレにくいことになります。
実際に、私を含め知り合いのADHDさん達は人に対して怒ることが少なく、穏やかな人が多い印象です。
一方で、いつもソワソワして落ち着かない多動性優位型ADHDの場合はイライラしたり、すぐカッとなる方もいらっしゃいますが、
その代り発想力とそれをすぐに実行する行動力に優れています。
②老けにくい
ノルアドレナリンが体内に分泌されると
血管が収縮し血圧が上がり、大量の活性酸素が発生します。
これはタバコを吸っている人と同じ現象ですが
つまり、いつも怒っている人は体が老化しやすいのです。
それに対してノルアドレナリンの分泌されにくいADHDでは
老化の最大の原因である活性酸素の発生量が少ないため
老けにくいということになります。
これも周りのADHDさん達に若々しい人が多いのを見れば納得してしまいます。
知り合いの三十過ぎの方などは、大学生や場合によっては高校生に間違われることもあります。
こちらのブログでは、ADHD特有の顔つきについて言及されていますね
”ADHD友の会でたくさんのADHDの仲間と触れ合ってきましたが、ほとんどの人が年齢の割に幼い印象を受けます。
若いころはそれなりなんですが、30歳も過ぎたころから、同世代と明らかな差が出てきます。”
③想像力が豊か
ADHDの人は、目の前の事に意識を集中するのが苦手ですが
逆に考えると
他の人より妄想や空想に浸ることが多い(=得意)と言えます。
全てのADHDに当てはまるわけではありませんが、
想像力が豊かで、絵本作家や芸術家の才能があると言われています。
④おまけ:喉が渇きにくい?
ドーパミンやノルアドレナリンは交感神経を活性化させ
それにより唾液の分泌が減り、喉の渇きを招きます。
私は子供のころから
三度の食事の時にしか水を飲みませんでした。
他の皆がいつもペットボトルを持ってたり
暇さえあればお茶やコーヒーを飲んでるのを見て
不思議に思っていましたが、
アクセプタやザイパンなどの治療薬を飲み始めてから
副作用ですぐに喉が渇くようになりました。
やはり今までドーパミンの不足のおかげで喉が渇かなかったのだと思われます。
いかがでしたでしょうか。
同じADHDの方でも、全く当てはまらないものもあったかもしれませんが。。
こうやって皆自分のいいところを見つけて
前向きに生きていけたらいいなと思います。
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