ADHDに向いてるバイト(仕事)と、絶対してはいけないバイト


ADHDの私は 大学生の頃、小さな居酒屋さんでアルバイトを始めました。

お客さんの注文を取ったり、話し相手をしながら調理をしたりといった頭が忙しくなる業務で毎回ミスをしてしまい、とても迷惑をかけました。
どれだけ覚えてもミスをしてしまい、バイトの後輩たちにもどんどん追い越され、一年たっても新人と変わらない仕事っぷり。

その辺りでやっと、自分の頭はおかしいと気づいたのです。

そこを辞めた後も、ゲーセン、コンビニ、飲食、引っ越し、工場、ホストクラブなど バイトを転々として、ようやく自分にも勤まるものを見つけることができました。

 

これまでの経験から、私の様に不注意、衝動性などのハンデを持ったADHDには厳しいバイトADHDにお勧めのバイトを紹介します!

 

ADHDがしてはいけないバイト

 

ADHDはワーキングメモリーが弱いため、とにかく不注意ミスが目立ちます。
ワーキングメモリーを鍛えるトレーニング

たくさんの事に気を向けたり、覚えておくことができないのです。

忙しくてバタバタしたり、接客と調理など 作業を同時にこなさなければいけないようなバイトは絶対に避けるべき。
そんな危険なバイトの例をあげると、、

 

飲食店のホール

飲食は本当に忙しいです。
特に注文、レジなどをこなすホールは
ホール全体のお客さんの様子をみたり、料理を運んだりと
同時に気を付けておかなくてはいけない事が多いので、必ずミスをするでしょう。

頭の回転が速くて、ワーキングメモリーが強い人にしかこなせない業務です

 

コンビニ

コンビニは必ずレジをやらなければいけません。
品出しや掃除などの作業はともかく、レジは危険です。

なぜならコンビニのレジは覚えておくことがとても多い上にお客さんが話しかけてくるので
頭が同時処理しきれずミスをするからです。

レジをするなら、スーパーなどは客さんとの会話があまりないので慣れればこなせると思います。

どうしてもコンビニで働きたいなら、オーナーのいるフランチャイズ店はやめたほうがいいです。
ここはオーナーがすでに搾り取られてカツカツなため、人件費を抑えるためにバイト一人当たりにガンガン作業を割り当てられて、深夜のバイトでさえ忙しくて仕事が追い付かないところが多いです。
余裕のある直営店舗を探しましょう。

 

ADHDでもいけるかもしれないバイト

 

清掃業

建物や施設の掃除は
黙々と作業できるものが多いのでミスをしにくいバイトです。
(ただし、バイト先によってはチームワークが求められたり、臨機応変に掃除する場所や順番を変えていく必要があるので、そういったところはやりにくいかもしれせん。)

仕事内容は ビルの窓ふき、飲食店店舗のクリーニング(深夜作業)、駅などの施設の床掃除・ゴミだし、ホテルのベッドメイキングなどなど。
年齢高めの人や、コミュ障の人が多い職場もあって、気負わず働けるし バイトから社員を狙いやすいですよ。

 

飲食、小売り等の深夜帯

深夜のアルバイトは、品出し、掃除、明日の仕込みなどを黙々とこなしていくので
一旦仕事の流れを覚えてしまえば本当にやりやすいです。

ただし、24時間営業の場合は意外と人が来るので、接客しながら調理しながら掃除しながら…と難易度が跳ねあがります。それでも昼よりはましなので慣れていけば何とかなるかもしれません。

ちなみに夜勤でも健康でいるコツは、生活リズムをできるだけ守ることです。家に帰ったら静かで日の光の入らない真っ暗な部屋で、ゆっくり寝ましょう。実家住まいの方は家族の協力が必要ですね。

 

飲食店のキッチン

昼時や夜の厨房は戦場のような忙しさです。頭の回転が追い付かずにミスしてしまうかもしれません・・・
ですが、お客さんとの接触がなくて本当に厨房だけをやらせてもらえるところなら、慣れと工夫次第でこなせると思います。
食材の準備や皿洗いを延々とこなす雑用ポジションも、ねらい目です!

 

ADHDに向いてるバイト

 

ADHDには、とにかく一つの作業に集中させてもらえる仕事が向いています。
ADHDには集中が続かない、やる気が起きないといったタイプが多いですが、いったん仕事場に出てしまえばサボらずにちゃんとこなせますよ。

また、ADHDのタイプによって得意、不得意は違ってきます。
多動・衝動性タイプは動き回ったり 刺激が多い仕事、不注意タイプは座ってじっくり取り組む仕事が向いています。
詳しくはこちらを参照してください ⇒ADHDの3つのタイプと症状別対処法

 

デスクワーク系のバイト

文章の校正、ゲームのバグチェック、エクセルやワードを使った資料の作成補助、コールセンターなど
座って一つの作業に集中できる仕事は、ワーキングメモリー的な注意力を試されないので健常者に劣らない働きができます。

ADHDは単純作業や事務的な仕事が苦手と言われていますが
いろいろな作業を並行してやらされない職場に限れば、落ち着きのある(多動、衝動性のない)タイプのADHDには非常に向いています。

個人的には、活気のあるバイト先より、オフィスの落ち着いた雰囲気が居心地が良かったです。
落ち着いてる人、穏やかな人が多い気がします。
こういったバイトはコネで入ることが多いですが、タウンワークなどのバイト情報誌に載ってることもあります。

エクセルや簡単なプログラム知識など、技能がある方が受かりやすいので 独学か職業訓練所などでサラッとかじっておいてはいかがでしょうか。
私のオススメはAutoCADです。CADは結構簡単に覚えられますが、大きい都市ならキャドオペレーターのバイト求人は結構多いんです。
バイト先で 分野ごとのCAD知識(建築、機械など)を身に着けて契約社員になったり、在宅で仕事するようになった方もいますよ。

 

工場のライン作業

コツコツと自分の仕事に集中できる軽作業はおすすめです。

例えば、工場の単調なライン作業なら ADHDにありがちな、思考にノイズが入って別の事を考えてしまっても全く困りません。
単純作業が苦手なタイプのADHDもいますが・・一方で想像力豊かなタイプのADHDには 思考や妄想にふけることができるので、もってこいの職場ではないでしょうか。

逆に、工場の中でせわしなく動き回る仕事は全く向いていません。
バイトに入る前に仕事内容をよく確認してくださいね。

 

夜間の警備員

男性向けですが、特に夜間の警備はやることが少なくて、あせらずできる良い仕事。これが天職だと感じるADHDの方も多いです。
主な内容は会社や大学、工場等の見回り巡回とモニターでの監視。
夜間は時給もよく、求人もそこそこ出ているので探してみてください。

ただし警備の採用には、身元をきっちり確認されます。身元保証書の提出、家族や前の職場への電話などもあるかもしれません。

 

こんな仕事はどう?

 

外回りの営業

これまで接客のない仕事をすすめてきましたが、
逆に 相手だけに集中できる仕事もよいものです。

バイトでは、家庭教師やアンケート調査のバイトなんかがあります。

社交性のあるADHDの方、落ち着きのない方には営業の仕事が向いてますね。
訪問販売やルートセールスみたいに、自分から相手先に飛び込む形が望ましいです。
実際に営業が適職で成功しているADHDの方はたくさんいるので
内勤でミスをしたり、多動でじっとしていられない方は営業を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

ホスト・ホステス

ホストは私にとっても楽しくやりがいのある仕事でした。
人と話すのが好き、苦にならないという方には適職です。
週末の夜だけでも試してみてはいかがですか?
勢いとノリが大事なので、多動でも問題ありません。

イケメンでなくても全然問題ありませんが
容姿がそれなりなら男性ならサパークラブも、女性であればキャバもいけますよ。

ただし飲みすぎて体を壊さないように気を付けてくださいね。
お酒に酔わない方法は?アルコールから体を守れ!【ホスト流戦術】

 

起業する

アメリカでは、ADHDの方は起業家に向いていると言われています。
衝動性がある = 行動力があり、即決できるという事であり、これは起業家に必要な資質です。
またADHDの一つの事に集中できずいろいろな事に興味を持ってしまう特性は、技術や経理などの専門性にとらわれず、トップに立って多角的に物事を見る力につながります。

 

好きなことを仕事にする

ADHDは興味のない作業を続けることに大変な苦痛を感じます。
そこで、好きなことをやって収入を得られないかを考えてみましょう。
縛りが少なく、一つの事にのめり込める研究職スポーツ選手
豊かな想像力と発想力を活かせる芸術家クリエイターにはADHDでも活躍している方がたくさんいます。

 

障害者雇用を活用する

ADHDの症状が重ければ、精神障害者保健福祉手帳を取得することができます。
これを使って、ハローワークや障害者就労支援センターで障害者雇用を狙ってみてはいかがでしょう。

業務はプログラミングだったり、ハガキの仕分けだったりと企業によってまちまちですが、なるべく単純作業を中心にするなどADHDに配慮してもらえます。
他に障害者雇用のメリットとしては、普通に就活する場合よりも受かりやすい事ですね。
逆にデメリットは、賃金が低めな事パートや契約社員での雇用が多く、出世し辛い事です。
ちなみに障害者雇用の就活をしながらでも、言いたくなければADHDを言わずに普通に就活することもできます。

なお精神障害者手帳を取ると、税金が安くなったり、ディズニーランドで並ばなくてよくなったりと いろいろお得なので、ぜひ検討してみてください。
発達障害(ADHD/アスペルガー)で精神障害者手帳を取得する10のメリットと申請方法

 


 

いかがでしたでしょうか。
これをきっかけに、あなたに合った職種が見つかれば嬉しいです。
私は不注意優勢型のADDですが、多動のある方も参考にしていただけるように紹介しました。

 

ADHDって、なかなか自覚しにくいですよね。
私も学校のお勉強はできたので自分がこんなにバカだって気付きませんでしたが
居酒屋で、同僚のフリーターのお兄ちゃんやお姉ちゃんが、注文を取ったりお客さんを笑わせたりしてキビキビ働いてるのを見て、なんて頭のいい人たちなんだ…てビックリしました。

社会に出てからADHDに悩まされると、本当に苦労するので
できれば皆学生のうちに 人にできて自分にできないこと、できることを見つけて欲しいと思います。

 

参考記事:30代ニートからの逆転!この資格で正社員になろう!
↑「ニートでも受かる、面接のコツ」も紹介しています。
就職に悩んでいる方はぜひご覧ください。

 

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