知らないうちに老化が進む「慢性炎症」とは?


酸化や糖化と並んで、体を老化させる大きな原因に「炎症」があげられます。
細胞にダメージを与え老化を促進する恐ろしい炎症とは、いったいどのようなものでしょう?

 

炎症ってどんなもの?

私たちの体が傷ついたり、細菌やウイルスなどの異物が入りこむと、体の免疫システムが修復しようと頑張ります。
この過程で体が赤くはれたり熱を持ったりする、これが炎症ですね。
炎症は私たちの身近にあって、風邪やニキビ、アトピー、喘息、関節炎、口内炎、その他アレルギーなどすべて炎症の一部です。

でもこういった目に見えたり、痛みを感じるものばかりでなく
実は体の中では小さな炎症がたびたび起きているのです。

この自覚できない小さな炎症が慢性化して、「慢性炎症」「隠れ炎症」などと言われる老化の大きな原因となることがあるんです。

 

老化の元凶「炎症性サイトカイン」

細菌やウイルスが体内に入りこむと、白血球が炎症性サイトカインと呼ばれる物質たちを作り攻撃します。
しかし、この頼もしい炎症性サイトカインは、敵をやっつけるだけではなく体の細胞にもダメージを与え
糖尿病動脈硬化発がんを促進する両刃の剣なのです。

このとき体は炎症をおこしています。
炎症自体は老化の原因ではなく、老化が起こっているサインなのです。

このまま炎症を放っておくと、体中の機能の衰えお肌のシワやたるみにつながります。

 

長生きの秘訣は無炎症

さまざまな原因で老化してしまった細胞は、炎症性サイトカインを分泌するようになります。
さらに、若い頃より免疫システムが小さな異物に対して過剰な防衛反応(炎症)を起こしやすくなります。
つまり歳を取るほど、炎症を起こしやすい体になるのです。
40歳以上になると、多くの人が慢性炎症に陥っていると言われています。

実際に体の炎症が多い人ほど寿命が短く、炎症が少ない人ほど寿命が長いことが研究で確認されています。
100歳以上の人たちを調べると、みな炎症の度合いが平均よりはるかに低かったのです。

 

炎症化の原因は?

炎症性サイトカインは脂肪細胞から大量に分泌されます。
つまり太りすぎの人は老化しやすいと言えます。

また炎症性サイトカインは活性酸素に反応して分泌されるので、
体の酸化、糖化、紫外線にも気を付けなければいけません。
老化の原因と、強力な抗酸化サプリ

太り過ぎに気を付けて、UVケアなど地道な老化対策をすることが、慢性炎症を防ぐには大事なんですね。

 

炎症のキモは「油」にある!

体の炎症度合いをもっとも左右するのは、だと言われています。

脂質には炎症を鎮める抗炎症作用のある油と、逆に炎症を引き起こす油があるので、知っておくと慢性炎症の予防に役立ちます。

 

抗炎症作用のある良い油。

・オメガ3脂肪酸

サンマやイワシなど青魚からとれるDHAEPAがこれにあたります。
毎日摂るには、サバ缶やDHAのサプリメントがおすすめ。

・オメガ6脂肪酸

オリーブオイルキャノーラ油などがこのオメガ6脂肪酸になります。
抗炎症作用だけでなく、抗酸化作用も強いので老化にはもってこいの油です。

揚げ物や炒め物にも、なるべくオリーブオイルを使うと健康に良いですよ。
ただし、油だけあってカロリーは高いので注意が必要です。

 

炎化と酸化を促進する悪い油

・オメガ6脂肪酸

コーン油紅花油大豆油などの植物油は摂りすぎると炎化を促進してしまいます。
とくに現代人は揚げ物やインスタント食品などオメガ6脂肪酸の過剰摂取になりがちなので、気を付けてください。

・飽和脂肪酸

肉の脂身バターなど、動物性で冷めると固まる脂です。
おいしいですが、摂りすぎると悪玉コレステロールも高くなるのでやっかいです。

・酸化した油

油の種類を問わず、古くなって酸化した油は炎症を促進してしまいます。
使いまわしの黒くなった油で揚げたり、ポテトチップスなどの揚げてから時間が経ったスナック菓子はよくありません。

 

炎症を防ぐ成分

ビタミンCビタミンB2ビタミンB6ナイアシンなどは
悪い油を分解して、炎症を抑えるのに役立つ栄養素です。

ナイアシン(ビタミンB3)は めんたいこ、かつお、まぐろ、ぶりなどの魚に多く含まれ、
ほかのビタミンB群は 玄米や卵に多く含まれます。

毎日摂るのが面倒なら、マルチビタミンのサプリを食事と一緒に摂ると良いですよ。

ちなみにアトピー花粉症などのアレルギーも、炎症の一種です。
炎症性サイトカインの過剰分泌により、本来反応する必要のない花粉などのアレルギー物質に反応してしまうのです。
抗炎症対策をしっかりすることで、今まで治らなかった症状が改善することもあります。

症状が重いなら、強力な抗炎化作用をもつ青汁を試してみてください。

 

まとめ

自覚できない「慢性炎症」が体の老化を早めています

太り過ぎに注意しながら、体に良い油を摂りましょう!

 

 





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