【育児】女の子のADHDをサポートするには


ADHDは男女同じくらいの割合で現れますが、その表れ方には差があります。女の子のADHDは気付かれないことが多く、思春期に入ってからは正体のわからない生きづらさを抱えて苦しんでいることがあります。
そんな女の子のADHDを理解し、サポートしてあげるのは保護者にしかできない事です

 

女の子のADHDは、わかりにくい

男の子のADHDには多動・衝動性優先型が多く、問題行動を起こしすぐにADHDだとわかる場合が多いのですが
一方で、女の子の場合は、ボーっとしていて大人しいのでなかなかADHDだと気づかれず、生きづらさを抱えたまま大人になってしまうケースも少なくありません。

そうならないためにも、お子さんをよく観察して、ADHDの兆候があれば早めに診断と治療をうける必要があります。

幼稚園まででは
・できること、できないことに極端な差がある
・落ち着きがない
・興味がくるくる変わる

といった特徴が現れることが多くなります。

小学校低学年では
・話を聞くのが苦手
・忘れ物が多い
・飽きっぽい
・宿題などのやる気が起きない

さらに高学年になると
・おしゃべりが止まらない
・部屋や机の上が片づけられない
・おねしょが治らなかったり、運動が苦手だったりと不器用な面がある
・ネットやゲームをいつまでも続けてしまう

といった困りごとが現れ始めます。

このことで、勉強に遅れが出たり 周りから疎外されて辛い思いをするようであれば、発達障碍者支援センターに相談して診断と支援を受けましょう。

 

特徴と対策

思春期(12歳ごろから)の女の子には、このような悩みが現れ始めます。

 

・授業に集中できず、忘れ物やケアレスミスも多い

先生の話を最後まで集中して聞くのが苦手で、ボーッとしてしまいます。
また忘れ物が多く、宿題などの用事も忘れ、プリントなどものをよく失くします。

→持ち物チェックリストなどを作ってサポートしてあげます。
参考:子供のADHD 子育てのコツ

またADHDの女の子は 一生懸命やろうとしても上手くいかないと、自己評価が低くなり無力感を抱いてしまいます。
失敗を叱るよりも、当たり前のことであってもできたことを褒めてあげましょう。

 

・時間にルーズ

計画性がなく、好きなことをやってギリギリに家を出ます。
計画を立てられないばかりか、あれもこれもと用事をつめこみすぎてパンクしてしまう。そのくせ何事も取り掛かるのが遅い傾向があります。

→おおまかな日課、行動表を決めて、生活のリズムを作ってあげましょう。
あれもこれもと取り掛からず、一つずつ確実に片づけていくように教え、見ていてあげます。
大事な用事に遅れそうなときは、急かしてちゃんと教えてあげなければいけません

 

・コミュニケーションが苦手で、同性に嫌われやすい

余計な事をしゃべったり、仕切りたがりなどで嫌われ、グループに入れないことがあります。
これについては次の項で説明します。

 

コミュニケーションが苦手

ADHDの女の子はコミュニケーションが苦手な部分があり、周りから嫌われてしまったり、上手くなじめないこともあります。

具体的には、

・気配りができない

ADHDは注意力が散漫なため、人が困っているサインを見落としたりと、細かい気配りをすることが苦手です。
人の話に割りこんだり、話題が別の事に移っても気付かず発言することもあります。

またどんな場面でもおしゃべりなため、配慮に欠けると思われることがあります。

 

・約束を守れない

ADHDの衝動性のため、人の秘密をポロッとしゃべってしまったり、約束より自分のことを優先してしまう事があります。

また計画性のなさから、待ち合わせに遅刻してしまうこともあるでしょう。

 

こういったことから、悪意があると誤解されたり 人を怒らせてしまうことも多いのです。
ですが、無理に友達を作らせようとすれば、本人の負担になってしまいます。
お子さんが人とは違う事を受け入れ、本人のペースで人付き合いを学んでいけるように見守ってあげてください。

 

恋愛傾向

女の子は誰しも、自分の持っていないものを持っている男の子に惹かれてしまいがちです。

何度も失敗を繰り返して劣等感を持っている女の子は、
自分の意見をはっきり主張したり、人を引っ張っていく少し強引な男子がかっこよく見えてしまいます。

ですが、そんな男の子に乱暴な扱いをされたり、言いなりになってしまうことも多いのです。
そしてすぐに別れても、また同じような男の子を好きになってしまいます。

こんなことを繰り返せば、周囲からの目も厳しいものになっていくでしょう。そうならないためにも、親御さんが、恋愛の事でも何でも相談できる理解者になってあげることが必要です。

 

将来、仕事についたときも、学校の勉強や友達づきあいとは違った失敗を重ね、心を病んでしまうこともあります。
きちんと能力を生かせる自分に合った職場を探すことが大事です。
参考:ADHDに向いてるバイト(仕事)と、絶対してはいけないバイト





サイトマップ(全記事一覧)

Sponsored Link



ページトップ