ADHDの反抗挑戦性障害への接し方


お子さんのイヤイヤ期、反抗期は避けて通れないものですが
異常なまでに保護者に反抗し、かたくなに指示を無視し続ける場合、「反抗挑戦性障害」という診断が下されます。

ADHDやアスペルガーなど発達障害の子供には、二次障害としてこの反抗挑戦性障害が現れる場合があります。

 

そいっち

 

 

ADHDに反抗挑戦性障害が現れる原因

 

小学校低学年で発症する場合が多いのですが、中学生や大人になってから始まることもあり、年齢については定義されていません。

どうして起こるのかと言えば、二つの原因が重なった場合に起こるのではないかと考えられます。

 

一つは、教師や保護者、ときにはクラスメイトなど周囲から注意を受けることが多すぎることです。

ADHDの多動、不注意、衝動性は本人が気を付けようと思っても治るものではありません。
忘れ物や配慮のない発言などをしてしまうたびに怒られていると、不満がたまり反抗心が芽生えてきます。

どうすればいいかわからないのだからこれ以上責めないでくれ、という助けを求めるメッセージなのです。

 

そしてもうひとつの要因は、ADHDの衝動性にあります。
すべてのADHDには当てはまりませんが、ドパミン不足により理性をつかさどる前頭葉の働きが弱まっているため、考えたり感情を抑えたりする前に動いたり発言してしまうのです。
ですので注意されて嫌な気分になると反射的に反抗的な態度をとってしまうことがあるのです。
それがくせになってしまう場合があります。

 

本人にはどうしようもないうっぷんと、ADHDの衝動性が重なった時、反抗挑戦性障害が現れるケースが多いのです。

これを放っておくと、物や人にあたるなどにとどまらず、将来的には素行不良により進学や対人関係にも影響を及ぼし、人生を狂わせてしまう事もあります。

 

 

ADHDの反抗挑戦性障害への接し方

 

まず、お子さんが失敗したとき、悪い事をしたとき、きちんとできなかった時には
ただ叱るだけでなく、どうしたらきちんとできるか、対策を一緒に考えてあげることです。

特に お子さんが何を思ってやったのかという気持ちに注目することが大事です。
お子さんは いけない事だとわかってて どうしてもやってしまうのかもしれませんし、悪気はなくて毎回すっかり忘れてしまうのかもしれません。あるいは親の注意を引きたくてやっている場合もあります。

 

そして、一緒に考えても どうしても改善できなかった場合は、諦めて、やってしまうことを前提に考える必要があります。
物が片づけられない、思ったことをすぐ口にだしてしまう、飽きっぽい、特定の分野に過集中する…
などは、もしかすると一生治すことのできないその子の特性かもしれません。

それを前提に人生設計をすると、逆にその特性を生かすこともできるかもしれません。

 

もちろん、投薬や生活の工夫によって改善されることもあります。
解決策が見つからなければ、
児童相談所、子育て支援センター、発達障害者支援センターなどで相談してみてはいかがでしょうか。

参考記事⇒子供のADHDを診断してもらうには?

 

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